アクションポート横浜がNPOインターンシップの教科書「コーディネーターのための『学生が活きるNPOインターンシップの教科書』」を発行

2009年からNPOでのインターンシップ事業を開始し、これまでに400名以上の学生がNPOの活動に参加する場をコーディネートしてきたアクションポート横浜。

参加した学生による報告会での「地元にこんなにたくさん活動があると知った」「大事な活動だと感じた」「地域が好きになった」という声の一方、受け入れに苦労したり、若い人に活動を知ってもらいたいけど上手くいかないNPOを目の当たりにしてきました。「そんな状況をなんとかできれば!」という著者の思いのもと、トヨタ財団が支援をして、この冊子ができました。

冊子を用いて研修を行う講師・ファシリテーターの派遣や、勉強会の実施なども積極的に行う予定です。

ホームページでは、冊子内で実際に使われている資料やフォーマットもダウンロードができます。

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<コーディネーターのための『学生が活きるNPOインターンシップの教科書』>
NPOといっても活動内容は多種多様で、人材に関する考え方も本当に様々ですし、人と人との関係性があってのもので、これをやっておけば大丈夫という特効薬(ノウハウ)はありません。 しかし、これまでの経験から、事業内容や組織形態にかかわらず NPO におけるインターンシップに共通にあてはまる部分もあると感じています。

 
本冊子ではそうしたNPOインターンシップの基本となる考え方や実施方法のエッセンスをとりまとめたものです。
NPOインターンシップの活用を通じて、地域を良くしたいと思うNPOと学生が一緒なって活動できる機会が広がることに少しでも貢献できれば嬉しいです。

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もくじ

第1部 NPOインターンシップの基礎知識

・インターンシップとは何か、受け入れる意義について確認します。

第2部 インターンシップ受入の5ステップ

・インターンシップを受入したいNPOの担当者(コーディネーター)向けに受入のポイントをまとめて見ました。

第3部 インターンシッププログラム運営のポイント

・インターンシッププログラムを運営したい中間支援NPOや行政、大学などに向けて、プログラムの運営のポイントをまとめています。

第4部 横浜プログラムの紹介

・横浜プログラムの活動内容について紹介しています。

第5部 最後に 

 

〇インターン生受入のポイントがつかめる

インターンシップの受入担当者向けの受入ポイントを5つのフェーズに分けて詳細に説明しています。教科書ということで、全体像を把握し、ポイントを掴みたい方におすすめです。是非ご覧ください。

〇学生ボランティア受入にも応用ができる

今回はインターンシップの受入のポイントを抑えていますが、学生ボランティアの受入にも応用ができます。若者と団体の幸せな関係性が生まれるヒントになるように、と思いを込めて作成した冊子です。

〇インターンプログラムを運営したい人にもおすすめ!

受入をしたいNPOだけでなく、インターンシッププログラムを運営し、学生とNPOのマッチングをしたい、中間支援NPO、大学、行政の皆さん向けにもプログラム運営のポイントをまとめています。

冊子概要

タイトル:コーディネーターのための「学生が活きるNPOインターンシップの教科書」

発行:2018年4月 NPO法人アクションポート横浜

製本:A4カラー 40ページ

価格:1,500円(税込)

*ご購入時は別途1冊につき送料・手数料200円がかかります。
この冊子は公益財団法人 トヨタ財団の支援で作成しました。

 

編集者

NPO法人アクションポート横浜 高城芳之さん

1982年生まれ。大学時代から「若者と地域をつなぐ場づくり」 をテーマに活動をはじめ、新卒でNPOの世界に飛び込む。同法人では学生のボランティアマネジメント以外にも企業のCSR相談事業(企業との協働による横浜サンタプロジェクト)、プロボノ支援事業(若手社会人による横浜アクションプランナー)などを企画運営してきた。NPO法人CFF理事、NPO法人くみんネットワークとつか理事。