地球温暖化やヒートアイランド現象により、横浜の高温化が進む中、まちづくりにおける暑さをしのぐ環境づくりが求められています。横浜市では、気温に影響を与える風と緑の地域特性を可視化した「都市環境気候図」を活用して、3つのステップで暑さをしのぐ環境づくりを考えるためのヒントをまとめた「暑さをしのぐ環境づくりの手引き」を配布、サイトに掲載中です。
地域特性を踏まえた暑さをしのぐ環境づくり
横浜市では、地球温暖化に、都市部で見られるヒートアイランド現象が重なることで、夏の暑さが厳しさを増しており、年間の真夏日日数や熱帯夜日数は増加傾向にあります。暑さをしのぐ環境をつくるためには、地域ごとの特性を把握して、効果的な取組を取り入れていく必要があります。
環境づくりの主役!暑さをしのぐ環境づくりのためのヒントマップ
横浜市は、夏に相模湾と東京湾の2方向から風が吹き、郊外部を中心に大規模な緑地を有する特徴があり、この風の到達時間や緑地の有無により、暑さに地域差が生まれます。そのため地域ごとの特性を把握して、暑さをしのぐ環境づくりを進めることが大切です。