緑区役所で「アジア×みる アジアのお祭りパネル展」 アジア各国のクリスマスとお正月を紹介

ちらし:緑区冬のたからものづくり 緑区役所内(横浜市緑区寺山町118)で12月11日に開催された「冬のたからものづくり2016」の一環で、「アジア×みる アジアのお祭り」写真展が開催されました。

イベントでは、小学生以下の子どもを対象に、「リース」や「手づくり年賀状」を作るワークショップなどが開催され、参加者はクリスマスやお正月といった冬のイベントに関連した作品を作りました。「手づくり年賀状ワークショップ」は郵便局と警察が協力し、ハガキの裏には振り込め詐欺への注意が書かれています。子どもたちのオリジナル年賀状を受け取ったお年寄りに、振り込め詐欺への警戒を改めて持ってもらうためだそうです。

作品作りの他に、横浜市役所合唱サークル「ぽこ・あ・ぽこ」有志によるミニコンサートや、緑図書館おはなしボランティアによる紙しばいなども行われ、子どもたちも一緒になって「ジングルベル」や「赤鼻のトナカイ」を歌いました。主催は緑区役所 区政調整課。

 

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2017年に横浜市で第50回総会が開催される「アジア開発銀行年次総会」の連携イベントとして、「アジア×みる アジアのお祭り」写真展が行われ、インド、中国、マレーシア、インドネシア、シンガポール、タイ、フィリピンのクリスマスとお正月に関連した行事が、写真と一緒に紹介されました。
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冬のたからものづくり - 28 タイでは、春分にあたる4月にお正月があり、「ソンクラーン」と呼ばれる水かけ祭りが行われることが紹介されました。ソンクラーンは元々仏像や家族の年長者の手を清めるために水をかけるというタイの伝統的な風習が変化し、今ではソンクラーンの時期になると街の人々が水を掛け合うお祭りになりました。

象が人々に向かって水を吹き出す様子を写した写真に子どもたちからは、「自分もかけられたい!」という声も上がり、異国の文化に興味を示しました。

 

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インドネシアでは、バリ島のお正月「ニュピ」が紹介されました。ニュピはバリヒンドゥー教の人々が伝統的なサカ暦に基づき行う新年行事で、ニュピの前日にはオゴオゴと呼ばれる大きな鬼が村を練り歩きます。大きな鬼の迫力ある写真に子どもたちは驚きの表情を見せていました。マレーシアでは、釈迦の誕生日を祝う「ウェーサーカ祭」と、色の祭典「チトラワルナ」が紹介された。チトラワルナは、マレーシアの多種多様な文化を踊りと色で表現しており、多民族国家である同国の様々な民族の舞踊を一度に見ることができるお祭りだそうです。

冬のたからものづくり - 8 フィリピンは、人口の8割以上がカトリック教徒。クリスマスは各地で盛大に祝われるています。ビガン島のクリスマスライトアップがキレイな写真で紹介されました。

シンガポールは、大みそかに年明けのカウントダウンとして打ち上げる花火とクリスマスイルミネーションが紹介されました。花火の写真を見た女の子は「きれー」と、シンガポールの夜景に打ち上がるカラフルな花火の写真に見とれていました。

 

 

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「第50回アジア開発銀行年次総会」は、「ともにひらく、アジアの未来」をコンセプトに2017年5月4日~7日に、アジア各国の財務大臣、中央銀行総裁、金融機関関係者、NGOなどが参加して、パシフィコ横浜などで開催される国際会議です。アジア開発銀行(ADB:Asian Development Bank)は、アジア・太平洋地域における経済成長及び経済協力を助長し、開発途上加盟国・地域の経済発展に貢献することを目的とした国際開発金融機関です。日本はアメリカと並ぶ第1位の出資国です。来年の総会開催に向けて、横浜市内18区で関連イベントが開催されています。

<会議概要>
●日程 2017年(平成29年)5月4日(木)~7日(日)
●会場 パシフィコ横浜及び周辺ホテル
●参加者 約3,000~5,000人(各国財務大臣、中央銀行総裁、民間金融機関関係者、NGO、報道機関関係者 など)