保育園児から高齢者へ「あいねっとレター」で広がる見守りの輪

鶴見区では、「鶴見・あいねっと」の取り組みの一環として、区内の保育園児がイラストを描いたカード「あいねっとレター」を地域のひとり暮らし高齢者等に配布する取り組みを始めています。

 

鶴見区では、地域の訪問員(民生委員・児童委員、保健活動推進員、友愛活動員等)が ひとり暮らし高齢者等へ定期訪問活動を行っています。 「あいねっとレター」カードの作成・配付を通じて、保育園、訪問員、ひとり暮らし高齢者等間の地域の関係づく りにつなげていきます。

 

※「鶴見・あいねっと」とは、2003年から区の各地域で開催された地域懇談会や地域で活動している団体へのアンケート調査など、 多くの区民の幅広い参加によって、つくりあげられ、2005年度からその取り組みを開始しました。鶴見区を健康で住みやすい福祉のまちにするための「鶴見区地域福祉保健計画」のことで、区民と活動団体・関係施設などが、ともに取り組む計画で、計画の推進にかかわる行動や活動、考え方などを総称して広く使われています。
 愛称の「鶴見・あいねっと」は、愛称募集に寄せられた作品の中から選ばれたもので、福祉の基本の「支えあい」と、人と人との「ネットワーク」で住みやすい地域を作っていくための 計画という意味が込められています。

 

■カードの内容

「高齢者に向けた情報(インフルエンザ予防啓発)」と「保育園児の描いたイラスト」

■取組の対象施設

鶴見区内の市立保育所及び認可保育所(計52保育所)

■カードの配付対象者

地域の訪問員が定期訪問を行っている、区内の概ね75歳以上のひとり暮らし高齢者等3,610人(2014年3月末現在)

■実施時期

2014年9月以降の訪問員の定期訪問の際に、高齢者へ配付しました。 初回はカードを飾るフレームもあわせて配付し、今後もカードの配付を継続的に行います。