「見るためだけではなく、見られるための光を。」を合い言葉に、2011年から展開している「おもいやりライト運動」。日産自動車などがCSR(企業の社会的責任)の一環として運営する「「おもいやりライト運動事務局」が発信しています。このソーシャルキャンペーンでは、歩行者や自転車に乗る人の安全のために、最も交通事故が多く発生するとされている「夕暮れ時」の早期点灯を呼びかけてきました。
9月19日、日産自動車グローバル本社(横浜市西区高島1)で開催される「夕方安全創造会議2014」では、「ソーシャルデザインで『交通安全』を変える!」をテーマにクロストークとワークショップが行われます。
「おもいやりライト運動」は、交通事故発生件数が最も多い時間帯である夕方の日の入り30分前を目安に、自動車のヘッドライト早期点灯をドライバーに呼び掛けて、事故件数の削減を目指す活動です。
今回のイベントでは、共感と美しさの力=デザインの力で社会課題に対する市民の関心を喚起し、解決にチャレンジしていく「ソーシャルデザイン」という視点から「交通安全」の未来を話し合います。「守る安全から作る安全へ変わる時代」として、クリエイティブの力を「交通事故削減」という社会課題解決に積極的に活用していくための戦略やロードマップについて、パネリストが語ります。
当日は、同運動に賛同する「アクセンチュア」マネイジング・ディレクターで、CSR活動「コーポレートシチズンシップ 若者の就業力・起業力強化チーム」責任者の市川博久さん、「Think the Earth」プロデューサー上田壮一さん、カーライフエッセイスト吉田由美さんがゲストスピーカーとして登場し、市民が主体となって社会を良い方向に導く方法や、ソーシャルデザインと「交通安全」について多様な視点から話し合います。
また、「危険な薄暮時間帯」について、「公益財団法⼈ 交通事故総合分析センター」 調査部で、つくば交通事故調査事務所所⻑の沼尻到さんが、事故のデータ分析を発表します。
開催時間は16時~18時、交流パーティが18時30分~20時30分。参加費は交流パーティのみ飲食費として1,000円。参加希望者は事前に同運動ウェブサイト「夕方安全創造会議2014 参加申し込みフォーム」で申し込みが必要です。