木造住宅密集地域では、震災時に1か所から発生した火災がエリア全体に延焼する可能性があることから、エリア外へ早期に避難する必要があります。
そこで西区では、延焼火災から安全にかつ確実に逃げられるよう、地域住民と、西区役所、西消防署とで全3回のワーキングを行い、震災時の延焼火災から安全に避難するための「火災避難マップ」を横浜市内で初めて作成しました。
1.対象エリア:久保山エリア
2014年度のマップ作成エリアです。2015年度以降、他のエリアについても作成を予定しています。
2.マップ完成までの流れ(ワーキングの内容):
第1回ワーキング:震災時の延焼火災の広が り方や避難路を検討
第2回ワーキング:想定避難路をまち歩きし有用性を確認
第3回ワーキング:まち歩き結果をマップに反映
3.マップのサイズ・配付先について
マップサイズ:A2判(両面カラー)
配付エリア :久保山エリア内の全戸に配付(3月予定)
(久保町、元久保町、東久保町、浜松町、藤棚町1丁目の一部、藤棚町2丁目の一部、境之谷の一部)
配付予定数 :6,600部
4.火災避難マップの活用について
このマップは、各自が手に持ってまち歩きなどし、避難路を確認したうえで記載し完成させるものです。配付後、地域住民が避難の知識を得ながらマップを完成することができるよう、自治会・町内会の防災訓練な どを通じて、西区役所・西消防署が支援します。