女子大学生が社会課題の解決に取り組むプロジェクトを企画しているNPO法人ハナラボ(東京都墨田区)、公益財団法人横浜市芸術文化振興財団、横浜市の3者で連携し実施している、大佛次郎記念館の活性化事業「ヨコハマハコいりむすめプロジェクト」が11月28日(土)みなとみらい駅で大佛次郎に深いかかわりのある「本」3000冊を使った大きなモザイクアート制作を実施します。
ヨコハマハコいりむすめプロジェクトは大佛次郎記念館の活性化を目指し、平成25年度にスタートしました。
今回のモザイクアート制作は「本を買うために原稿を書いた」というほど本好きで知られている大佛次郎にちなんだ「本を使って楽しむ」イベント。遠くから見たりレンズを通して見たりすることによって、並べられた3000冊の本から、模様が浮きあがる不思議な感覚を楽しむことができます。

当日は、みなとみらい駅改札外コンコース(みらいチューブ)にて、10時30分よりモザイクアート制作が開始され、12時30分から15時まで展示が行われる予定です。
本イベントのために集められた3000冊の本は、展示後、15時30分より一般のひとが持ち帰ることができます。残った本はブックオフオンライン株式会社が買いとり、換金分は「よこはま協働の森基金」へ寄付がされる予定です。今回の寄付選定先は、大佛次郎が地球環境を無秩序な都市化や野放図な開発から守り、自然環境や貴重な歴史的建造物を後世に残していこうとする市民運動「ナショナル・トラスト運動」を日本に初めて紹介したことが理由となっています。
お問い合わせは横浜市文化観光局文化振興課(045-671-3715まで)