スマホ向けウェブアプリ「YOKOHAMA TRAVEL GUIDE」運用開始

クルーズ旅客やクルーを中心とした国内外からの多くの来街者に対し、横浜のまちを散策し、楽しんでもらうためのツールとして、スマホ向けウェブアプリ「YOKOHAMA TRAVEL GUIDE」の運用が始まりました。
株式会社PIJINがアプリの運用を行い、横浜市がアプリへの掲載箇所の確保や、クルーズ旅客を中心とした来街者へのプロモーションを行っていくものです。

 

・臨海部を中心とした24か所の観光スポットへご案内

  

大さん橋等の客船ターミナルにてクルーズ旅客及びクルー向けに配布されるカードや、ウェブアプリ掲載施設にあるポスターやチラシなどに表記されたQRコードを読み取るだけで、横浜赤レンガ倉庫や三渓園など臨海部を中心とした観光情報や目的地へのルート案内などを手軽に入手することができます。

 

・テーマ別観光コースやフォトスポットの紹介も

半日程度でまわれるテーマ別観光コースを紹介し、初めて横浜を訪れる旅行者でも分かりやすく街歩きをすることができます。横浜市文化観光局公式インスタグラムと連携した人気フォトスポットを紹介するコーナーも設けられており、インスタ映えが気になる旅行者には嬉しいかも。

 

・避難場所や対応マニュアルなどの災害情報の提供

万が一の災害発生時に備え、地震、火災、風水害などの災害種類別の対応方法が分かりやすく記載されたフローチャート、気象警報及び各種アラートの入手方法が一覧できるようになっています。

 

・15か国語に自動対応

株式会社PIJINの運用する自動翻訳システムを通じ、旅行者が所持するスマートフォンの使用言語に合わせて、15か国語で自動表示される機能が搭載されています。機械翻訳ゆえに分かりにくい表現が散見されるものの、今後は翻訳の精度を上げていくことになっています。

 

・更なる機能強化の予定

ウェブアプリへのアクセス箇所の拡充のほか、クルーズ旅客等に対する割引サービスなどを提供する飲食店の掲載、バスなどの交通機関や観光施設におけるキャッシュレス決済の導入も予定されているとのことです。

 

大黒ふ頭には新しい客船ターミナルが完成し、新港ふ頭では宿泊施設と一体型となる客船ターミナルの建設が進んでいます。この秋にはラグビーワールドカップ2019™、そして来年は東京2020オリンピック・パラリンピックが予定され、横浜を訪れる外国人旅行客も増えることでしょう。
掲載スポットの拡充はもとより、災害発生時のサポート、そしてそれを支える外国語対応機能の改善に期待するところです。