青葉区の高校で図書館を憩いの場に

神奈川県立田奈高等学校(横浜市青葉区桂台2)で12月11日、校内の図書館を在校生や卒業生の居場所づくりとして活用する「ぴっかりカフェ」がオープンしました。

「ぴっかりカフェ」は、コーヒーやジュースを無料で飲みながらくつろいだカフェのような雰囲気の中で生徒と先生が気軽に利用できる居場所として、また、若者を支援する専門家と大学生のボランティアがスタッフとなり何気ない会話や生徒の悩みを聞いてくれる相談窓口として機能することを目的にスタートしました。

この「ぴっかりカフェ」は、「NPO法人パノラマ(申請準備中)」(横浜市中区相生町3)が、バイターンプロジェクトの一環として行っています。バイターンは、アルバイトとインターンシップを掛け合わせた造語で、3日間のインターン期間を設けて高校生と地域の企業のマッチングを図り、双方が希望した場合にアルバイトの雇用契約を結び、高校卒業後に正規雇用を目指すプロジェクトです。「ぴっかりカフェ」で生徒の相談を受けつけ、希望した生徒をバイターンに結びつけることも「ぴっかりカフェ」の目的のひとつとなっています。「NPO法人パノラマ(申請準備中)」は、バイターンプロジェクトを継続するため、現在クラウドファンディングに挑戦中です。

「ぴっかりカフェ」のオープンはタウンニュース青葉区板12月11日号でも取り上げられています。