JR横浜線大口駅より徒歩3分の大口通商店街で1月10日から、横浜商科大学の協力により「おおぐち通商店街川柳コンテスト 新春お買い物川柳」が開催されています。
「お買い物」をテーマにした川柳を、商店街に来た人々から募集する同企画。優れた作品には、商店街で使える買物券1万円が賞品となる「大口通商店街協同組合理事長賞」と「横浜商科大学学長賞」、5,000円分の買物券がもらえる「優秀作品賞」など合計24作品に賞品がプレゼントされます。応募締切は1月31日。

2月中旬に入賞作品を発表し、2月下旬から「おおぐちコミュニティセンター」(神奈川区大口通7)で、同大商学部・佐々徹教授のゼミ生などの学生たちのプロデュースにより展覧会を行う予定です。
イベントは、地域を活性化するためのアイデアや人材を外部から得たい商店街と、地域と連携した事業を通じて実社会の経験を伴う「学び」を積極的に取り入れたいというニーズをもつ大学が協働し、商店街の活性化を目指す「商学連携」の取り組みの一つです。大口通商店街協同組合は、2006年から同大学と連携して「納涼夜店」での学生による出店やハロウィンなどを実施しています。

横浜商科大学の佐々徹教授は「商学連携で大切だと考えているのは、まず、商店街のひとがやりたいことをやるということ。商店街のひとが自分たちの問題意識のなかでこれをやりたいというものをスタートにしないと続かない。」と言います。
また、大口通商店街協同組合理事長の渡辺誠さんは「当初は商店街の組合員だけで企画運営するイベントもあったが、運営側の人の数が足りなくなり、外部の人に手伝ってもらうようになった。イベントは、商店街のイベントから地域のイベントに変わってきている。」と話します。

また、「商店街を古くから利用するお客さんにはセールイベントが有効。ただ、商店街の外に暮らす新しい住民には、それほど響かなかったりする。セールやスタンプラリー、福引きなどの昔ながらのお客さんを呼び寄せるイベントは商店街の組合が、新しい住民を引き入れるためのイベントは商科大学が主導で行うなど、すみ分けも出来ている」と話しています。
川柳コンテストは、大口通商店街の各店舗とコミュニティーセンターで配布する応募用紙に作品を記載し、同センターに設置されている応募箱に投函すると、誰でも応募できる仕組み。詳細は、応募用紙、商店街ホームページをご覧ください。
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