横浜市初のこどもホスピスがが開所!
「横浜こどもホスピス~うみとそらのうち」
横浜市では、生命(いのち)を脅かす病気の子どもや家族が社会から孤立しないよう、地域に開かれ、支えられる施設として、こどもホスピスの整備に民間事業者と共に取り組んでいます。
このたび、地域コミュニティ型のこどもホスピスとしては、大阪に次ぎ全国2か所目、横浜市としては初の施設である、「横浜こどもホスピス~うみとそらのおうち」が令和3年11月21日、横浜市金沢区に開所しました。
この瞬間を笑顔に!みんなで支えて叶えたい。
みなさんは「こどもホスピス」という言葉を聞いたことがありますか?
ホスピスと言うと、がん患者さんの病院、というイメージを持つ人もいるかもしれません。
こどもホスピスは違います。病院ではなく、ゆったりと自由に過ごせる「おうち」です。
重い病気をかかえ入退院を繰り返す子どもたちは、
健康な子どもたちが当たり前に楽しんでいることを、同じように楽しむことができません。
でも、子どもはいつだって遊びたいし楽しみたい!学びや遊びや、人との関わりを通して、夢を育み成長するのです。
だから、「横浜こどもホスピス〜うみとそらのおうち」がめざすのは、
病気とともにある子どもと家族が一緒に安心して過ごせる場所。
限られた時間であっても、それが永遠に輝く思い出になるような、そんな場所になりたいと思っています。
「うみとそらのおうち」に込められた想い
「横浜こどもホスピス〜うみとそらのおうち」は、病気とともにある子どもと家族の「別荘みたいなおうち」。
白い天井の代わりに青い空を蛍光灯の代わりにお日様を感じながら家族で一緒におしゃべりしたり、
遊んだり海を感じる大きなお風呂に入ったり、家族で楽しい思い出をたくさん作ってほしい、と願っています。

「うみとそらのおうち」ってこんなところ
「横浜こどもホスピス〜うみとそらのおうち」は、病気とともにある子どもたちの家族や遺族の願いから生まれた、
日本ではまだ珍しい子どものためのホスピスです。
窓の外にはゆるやかな水の流れと広い空。向かい側には公園。
八景島シーパラダイスや金沢動物園など、子どもとご家族が楽しめる場所も近場にあります。
子どもたちの「やりたい」、病気のために諦めていた「やってみたい」を叶える情熱一杯のスタッフには看護師と保育士もいて、それぞれの家族が不安なく過ごせるように、しっかりと安心を支えます。
とりわけ、お家や病院ではなかなか入れない、眺めの良い大きなお風呂は、
ずっと覚えていたいような特別の思い出を作ってくれるでしょう。