BankART KAIKOで開催されている「都市デザイン 横浜」展 〜個性と魅⼒あるまちをつくる〜が4⽉24⽇(⽇)まで開催されることになりました。開催から3週間で約5000人が来場。駆け込みの方やリピーターの方も多く、50年という節目を迎える横浜の都市デザインへの関心が高まっています。
会場構成はabanba、空間アドバイザーは小泉雅生さんと曽我部昌史さん。5つの展⽰スペースでは、都市デザインの役割や、都市生活を身近にさせる機能、歴史などが分かりやすく展示。横浜の都市デザインに初めて触れる⽅、横浜の都市の魅力をさらに深掘りしたい方など、どなたでも楽しめるような展⽰となっており、展示観覧後は今すぐ都心や郊外のスポットを訪ね歩きたいワクワクに駆られます。
みなとみらいと周辺の都市模型を一周して、歴代都市デザインの資料が並ぶ大きな製図板「大テーブル」へ。1968年に横浜市役所に企画調整室の誕生した後、田村明さんの希望で導入された特注品です。展示パネルは各コーナーごとに違うデザイナーが担当し、街の個性が引き立つように街の成り立ちや都市デザインの経緯をビジュアルで学びます。矢羽サイン風説明バナーなどの回遊する楽しさを味わう仕掛けも。
美術館、劇場、パブリックスペースなど多様な空間で映像インスタレーションやパフォーマンスを手掛ける映像作家、高橋啓祐さんによる映像コーナーでは都市デザインのプロジェクトを観覧。また、都市デザインのこれまでの系譜の図解や年表の濃密さに足を停められ、最後は横浜の代表的な⾵景に隠れた都市デザインの様々な⼿法の解剖コーナーに唸ります。
展覧会に連動する展示「都市の記憶と、継承するデザイン」(みなとみらい線馬車道駅構内)や、同時開催のNDCグラフィックスの「勝手に<都市デザイン横浜30年>展」なども延長されました。
■「都市デザイン 横浜」展 〜個性と魅⼒あるまちをつくる〜
■都市の記憶と、継承するデザイン
■「勝手に<都市デザイン横浜30年>展」(NDCグラフィックス)
https://www.facebook.com/NDCGraphics/posts/5260503207334263