地域で暮らす外国人に対し、日常生活に必要な情報を提供・サポートしている「港南交際交流ラウンジ」。2016年5月に20周年を迎えました。
10月9日(日)に、講演会・ワークショップで手仕事や言葉について学び、インド音楽を聞き、インド・タイ・フィリピン・インドネシア・ベトナムの5カ国の料理を味わうイベント「楽しい、おいしいアジア!」が、ゆめおおおかオフィスタワー(港南区上大岡西1)で開催されました。主催は港南交際交流ラウンジ。
インド関連のコーディネートは「ディスカバーインディアクラブ」が協力。「楽しいアジア!」のパートでは、ディスカバーインディアクラブ副会長の金子延康氏を招き、講演会「横浜とインド 市民文化交流の変遷のこれから~アジアの市民レベルの交流について考えよう!~」と、インド音楽の演奏会、「おいしいアジア!」のパートでは、アジアの屋台村で、インド・タイ・フィリピン・インドネシア・ベトナム・台湾の皆さんが作る各国料理がふるまわれました。
北インド発祥の弦楽器であるシタール奏者・井上憲司さん、オーストラリア人で同じく北インドの太鼓であるタブラ奏者のグレン・ニービスさんの2人によるトークと演奏会は約40人の聴衆を前に行われた。井上さん・ニービスさんそれぞれが、楽器の特徴や音の出し方などについて丁寧に説明しました。さらに「特に決まった譜面などがなく、即興で自由に音を奏で、時には長時間にわたる『音のヨガ』」というインドの音楽の特徴を紹介しました。
ヒンドゥー語(インド)、タガログ語(フィリピン)、インドネシア語、ベトナム語、タイ語、中国語、韓国語の7つの言語を学ぶミニワークショップが行われ、こどもからお年寄りまでの参加者が「ありがとう」「おいしい」など日常生活に役立つ表現を学びました。
正午から午後3時まで、調理実習室の各実習台をインド・タイ・フィリピン・インドネシア・ベトナム・台湾の国別に使ってもらい「屋台村」として運営しました。
来場者は1皿100円のチケットを購入し、好きな「屋台」に行って食べました。
「第50回アジア開発銀行年次総会」は、「ともにひらく、アジアの未来」をコンセプトに2017年5月4日~7日に、アジア各国の財務大臣、中央銀行総裁、金融機関関係者、NGOなどが参加して、パシフィコ横浜などで開催される国際会議です。来年の開催に向けて、横浜市内18区で関連イベントが開催されています。